駅からの帰り道にある八百屋さんで、割れた無花果を5個150円で買ってきました。
たぶん晴天続きの後に来た一昨日の雨で急激に水分を吸って、膨れ上がって割れてしまったのでしょう。
一口食べると水っぽく、あまり甘味が感じられなかったので
果物酢にすることにしました。
無花果って、漬けるととてもキレイなピンク色になってウキウキします。
出来上がるのが楽しみ。

日本人は特に、季節感のあるものに心が動かされやすいところがあります。
ちょうど今の9月で言えば、
無花果やぶどう、
中秋の名月、すすきとおだんご、
お彼岸、彼岸花とおはぎ、
風に揺れるコスモス、
金木製の香りも秋の始まりを思わせて、何となく心がきゅっとしたりウキウキしたりします。

サービスの中にちょっと季節感を取り入れただけでも、
気の利いたおもてなしを受けているような気分になります。
昔の人が着物の柄に季節を取り入れたように、
お店の一角でも、
チラシの端っこでも、
ブログの1記事でも、
さりげなく季節を取り入れることは、
お客さまの心が開くきっかけになる仕掛けです。
とはいっても、いかにもシーズンセールみたいな風に
あからさまで無粋な取り入れ方にならないよう、気をつけてくださいね。
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