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雑記

人とのご縁、繋がり、人脈の話

投稿日:2014年9月11日 更新日:

輪

会社勤めをしているだけなら「私」個人の人脈などたいして必要ではありませんでした。もともと誰彼かまわずお友達を増やしたいというタイプの人間ではないこともあり、私の人脈は非常に乏しいものでした。

ところがフリーランスでお仕事を始めることを考え始めたときに、私一人では何もできないことに気づき、慌てていろいろな懇親会に出席しはじめると、驚くほどにお知り合いやお友達が増え始めました。

勉強会で知り合った方の中には、とても気が合いすぐにお友達になれた方もいれば、苦手だけれど尊敬できる人もおり、いろいろと勉強になるな、と思う毎日です。

「人脈を広げましょう」ってなんだ

そんな中、ある出会いがありました。

もちろん勤め先の繋がりではなく個人的なビジネスつながりの方からのご紹介でした。

その人は、自己紹介をして間もなく、お互いがどういう人物なのかを把握するかしないかのうちに、「自分にはこれこれこういう人脈があるので是非あなたに紹介したい。あなたのお友達も是非ご紹介くださいよ。みんなでお友達になってお互いの人脈を広げて行きましょう!」
と朗らかにおっしゃいました。

その人、仮にAさんとしましょう。Aさんは、とてもいい人のように見えましたが、その「人脈を広げましょう!」という言葉にものすごく違和感を感じました。 Aさんはしばらく人脈、人脈とおっしゃっていましたが、私はニッコリ笑って曖昧な返事をしてその場は流れて行きました。

「まだどんな人間だかわからない私に、自分の大切な人脈を紹介すると言ってしまっていいのだろうか。」

そんな風に思うと、私はAさんの人脈の中に入るのはちょっと嫌だな、と思いました。
だって、私もAさんの人脈の一人として、どんな人だか把握もできていない人に無責任に紹介されてしまうのではないかと思ったからです。

 

人に誰かをを紹介するという責任

もしかしたらAさんは、私を一目見て「この人はいい人にちがいない!」と思って下さったのかもしれませんし、前もって共通の知り合いから私についての好感度の高い話を聞いていたのかもしれません。

だけど、それにしたって私なら、その相手の人となりや価値観をもう少し自分の目で見て理解しなければ、「この人になら私のお友達を紹介してもいいな」とは思えません。

人と人が出会うということは良いことばかりではありません。あの人と出会ったばかりにひどい目にあった、という事態になる可能性だってあるのです。

ですからもし私が友人に別の友人を紹介するとすれば、その時は双方にとって何らかの良い影響やメリットがあるだろうと思える時で、それは私自身のフィルターを通して、ある種の責任をもって判断しなければいけないことです。

もちろんそのフィルターでも見抜けないこともありますし、間違っていることもあるかもしれません。でもそのフィルターを通してすらいない時点では、誰かに誰かを紹介する約束をするなんて考えられないのです。

 

本質を大切にするか表面的なことを大切にするか

話が変わりますが、少し前に「7つの習慣」という古いベストセラーを読みました。

大変感銘を受けたのですが、その中で説かれていることは

物事には「本質、原理原則」と、「日々起こる表面的な事象」 がある。表面的なことに惑わされず本質を大切にしなければいけない。

というような事でした。

私がAさんの言う「人脈」に入りたくないと感じたのは、なんだかそれが表面的な価値しかない、つまり本質のないうわべだけの事のように思えたからです。

「どんな人だかよく知りませんけど、とりあえずつながっておきましょうよ。人脈広げましょうよ。お互いに良い出会いかどうかはともかく、たくさん知り合いがいたらいいじゃないですか。」 そんな感じに思えたからです。

 

「人脈」ではなくそれぞれが大切なつながり

単に人脈を広げて何になるのでしょう。

もちろんそうやって広がった人脈の中にも、自分にとってためになる出会いもあるでしょう。 未知の出会いを求めて、あえて実のない人脈とわかっていても増やす事が大切なんだよとおっしゃる方もいるかもしれません。それでも私は、実のない「人脈」は広げたいとは思えないのですが、それは甘ちゃんの考えでしょうか。

また、私自身もセミナーの懇親会で名刺をばら撒きまくっていますから、何を言っているんだと思われるかもしれません。

でもセミナーなどで出会う場合は私自身が自分の責任において相手を選び、肩書を見て、職業を見て、表情や話し方を見て、今後お付き合いの出来る方かどうかを判断します。

しかし、人から紹介を受けた相手は、そう簡単に自分のフィルターで振り落すことが出来ません。ご紹介くださった方の立場もあり尊重しなければいけない相手となりますので、根本的には出会いの種類が違うのではないでしょうか。

人と人の関係は、お互いに尊敬できる人や、楽しさを分かち合える人、メリットを与え合える人でなければ意味がなく、続くものでもありません。中には嫌いだけれども利用価値がある、なんて人がいるかもしれませんが、お付き合いができるということは、その利用価値というメリットが嫌いだという感情的なデメリットに勝るということでしょう。

今後もお仕事を通じてたくさんの方に出会うのだろうと思います。中には嫌な人もいるかもしれない。

けれどそうした方々の一人ひとりとまっすぐ向き合って、誠実な関係を結び、お互いに助け合っていける方が増えればどんなにいいかと思います。 そして私はそんな方々のことを「人脈」とは思いません。そんな一括りにはできない、一人ひとりが大切なつながりだと思っています。

 

うわ、こいつ面倒くさい奴やな

ここまで書いてハッと気が付きました。

ヤバい!!こんな面倒くさいことを言うやつには誰も人を紹介してくれなくなるのでは!

でもなんだかとても言いたいことだったのです。誰かに聞いてほしかったのです。 実はAさんと出会ったのは結構前の話なのですが、彼の言う「人脈」という言葉がとても引っかかっていて気持ちが悪かったのです。

私自身も人脈を広げようとはしているのに、どうして彼の言う「人脈」に違和感を覚えるのだろう?と気になっていたのです。そして上記のように「実のないうわべだけの人脈」だからではないかと思い至り、ここまで書き綴ってきました。

しかしこうやって書きながら考えてみると、その違和感は、彼の言う「人脈」には愛や尊敬が感じられなかったからかもしれません。 その点私はちょっと偏っていはいますが愛情たっぷりです。なんかアイツ面倒臭そうだから関わるのやめとこーぜ、とか言わないで是非今後もいろんな方にご紹介よろしくお願いしますね☆

-雑記

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