WEBまねきねこ

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アクセス解析

インハウスウェブ担的アクセス解析レポートの書き方 その1

投稿日:2014年5月29日 更新日:

皆様ご機嫌いかがでしょうか。仕事の中で一番アクセス解析が苦手なまねきねこです。今日のエントリはアクセス解析が得意な人は読まないでください。恥ずかしいから(笑)

でも、

「アクセス解析レポートって何書いたらいいのか分からないし、解析って言っても何を見たらいいのか分からないし、でも上司にレポート提出しないといけないし、マジ勘弁~」と思っているWEB担当さんのお役には立てるんじゃないかな~と思います。

  • Googleアナリティクスの用語の意味はだいたい分かっている
  • 数字が示している意味もだいたい分かっている
  • だけどウチのサイトについて考えるためには結局どこを見たらいいのかわからない
  • そしてどんな風にレポートにまとめたらいいのかわからない

今回のエントリは、そんなあなたのためにお届けします。

 

なぜアクセス解析レポートを書かなくてはいけないのか

そもそも、なぜアクセス解析レポートを作らなければいけないのでしょうか。

それは前々回のエントリ、インハウスウェブ担当者の仕事と目指すべきところでも書いたように、「解析をして業績をアピール(明示)しないと誰にもわかってもらえない」からです。

サイトの改善をするために自分が解析して現状を把握したり、新しく追加したページがどのくらい読んでもらえてるかを調べたりするだけなら、自分の欲しい数字だけをガシガシ出して、確認して、フムフムと納得すればいいだけの話。
それをレポートにまとめることに意味があるとすれば、それは社内の皆さん(特に上司)に
「今、ウチのサイトはこのような状態です。今月のコンバージョン(成績)はこれくらいですが、その数字になった要因はこう考えられます。」ということを明らかに示し、「次に予定している施策が必要な根拠はこのようなことです。そのためはこれだけの経費がかかります」と納得させる必要があるからですね。

サイト運営には費用も掛かっていますので、会社としては費用対効果も考えます。ウェブサイト運営をどう行っていくかを判断するための材料になりますので、わかりやすく、理解してもらえるようなレポートを作らなくてはいけません。

 

でも実際どんなふうにまとめたらいいのか分からない

レポートを書く必要性はわかっているけれど、実際どんな風に書いたらいいのか、というと困ってしまいますね。

Googleアナリティクスの使い方をレクチャーしてくれる記事はごまんと見つかるにもかかわらず、「アクセス解析レポートの書き方」「アクセス解析レポートのテンプレート」みたいな記事ってなかなかないんですよ。

レポート作成を効率化するツールとかはたくさんあるのに、結局は数字を抽出して並べてくれるだけのツールだったり、しかも有料だったりして、あんまり役に立つ気がしません。他の人のレポートをサンプルにして、見よう見まねで作ってみようと思っても、グーグルアナリティクスからコピペしてきた数字の羅列か、やたらカラフルなプレゼン仕様。

カラフルなプレゼン仕様のレポート

※カラフルなグラフが並ぶレポート。検索結果のキャプチャです。

 

そんなにいろいろとグラフまで作っている暇はないし、だからと言ってGoogleアナリティクスのレポートをそのままプリントアウトしても上司には理解出来ないのは分かりきっています。やはりオリジナルでそれなりに説明を付けたレポートを作りたいところです。

いや、もちろん良い記事はあるにはあるんですよ。ウェブ担当者フォーラムなどにはめちゃくちゃ詳しくわかりやすい素晴らしい記事がたくさんあるんですが…すみません。それでも難しいんです。明日上司に見せるためのレポートを1時間で作りたいんです。「ウェブ解析レポートはこんな風に書け!」みたいな、パッと見たら理解出来るようなテンプレート、だれか提供してくれませんか。

サイトによって必要とするデータが違うんだから仕方がないでしょ、ということだとは重々承知しているのですが、「だれか分かりやすいウェブ解析レポートのテンプレートを私に!」プリーズ。

 

ウェブ解析レポートはこんな風に書け!

というわけで、誰も作ってくれないので私が作りました。(笑)まあ、テンプレートと言っても、数字をそのまま入れ込んだら使えるような性質のものではありません。それこそサイトによって必要な情報は違いますしね。こんな風に作ったらいいんじゃないかな?という提案のようなものです。でも、このテンプレートを例として自分のサイトに当てはめて使っていただけるんじゃないかと思います。
※あくまで私のやりやすい形なので、誰もが作りやすいとは限らないということはご了承ください。

コンセプトは

  • WEB系の知識のない上司が見ても理解できる
  • 作成にあんまり時間がかからない
  • 「これ、どういう意味?」と聞かれない。
  • 見た感じが豪華でちゃんと仕事してる感をかもし出せるプレゼン仕様
  • タブレット(ipadとか)でも見れるレイアウト
  • 解析した内容が、自分で腑に落ちる

というもの。見せる上司が一人なら、まあ、質問されてもいいかな~と思わなくもないですが、ウチの場合はipadで上役全員に発信されるので、ちゃんとわかるようにしておかないといちいち聞かれるのは面倒なのですよ。

前置きが長くなりましたが、まずはこんな感じ。

アクセス解析レポート見本

アクセス解析レポート4月分.xlsx

アクセス解析レポート4月分.pdf

※クリックでファイルをダウンロード

まあ、誰でも使えるであろうエクセルで作っています。(Excel 2010 で作成)後ほど説明を書いていきますが、かなり横着な作り方をしています。そしてビジュアル重視です。せっかく表計算ソフトのエクセルで作っているにもかかわらず、あとで集計することは考えていません。これはあくまでも「提出する」のが目的のレポートですので、最近disられ気味のエクセル方眼紙にして作成しています。

ダウンロードして頂くファイルには、作成時のポイントをエクセルのコメント機能で記載しています。まあ、余計なお世話かもしれませんけどね。

見た感じは華やかな感じで難しそうに見えますが、基本的にはGoogleアナリティクスの画面のキャプチャに、エクセルの図形挿入とテキストボックスでコメントを入れていくような形ですので簡単です。

どんなツールを使って作成したレポートだったとしても、この「コメント」のないレポートはただの数字の羅列でしかないと私は考えています。意味のある「レポート」に仕立て上げるには担当者のコメントが必要なのです。そして、グラフや表と別仕立てのレポート文を書くよりも、ポイントごとにコメントを入れていった方が理解しやすく、文章を書く量も少なくて済みますので、こういった方式はおすすめのやり方です。

コンセプトにあるように、このレポートは自分以外の社内スタッフ(上司)に管理サイトの現状を理解してもらうために作るレポートです。そして同時に解析した内容が自分でも腑に落ちるように、自分でしっかり考えて注釈をつけて行っていただけたらと思います。

実際にはこのレポートのように何枚も何枚も作成する必要はまったくないと思います。だいたい3~5枚くらいが多すぎず少なすぎず、最低限必要な内容は網羅することが出来るのではないでしょうか。

作成についてはけっこう長くなりそうなので、詳細は次回にお伝えする予定です。

あ、ちなみにこのレポートのデータはこのサイトの実データです。恥ずかしげもなくさらけ出しています。もう真っ裸です。キャ☆

…じゃなくて。このサイトは記事数が少なく、まだほとんどアクセスも無く、深掘りできる内容ではないのであっさりした表面的な解析しかしていません。ある程度のボリュームのあるサイトでしたら、コメントをつけるために数字を眺めていると、「ん?この数字は何でこうなっているんだ?」なんていう疑問が必ず湧いてくることと思います。その際は、もっとほかの優秀なウェブ解析のサイトをご参考に、しっかりと現状を把握していただければと思います。

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