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【企業ブログの書き方 第4回】食レポ記事をダメ記事にしない5つのステップ

投稿日:2015年9月7日 更新日:

パンケーキ

この夏流行したふわっふわのかき氷がめっちゃ食べたい!と思いながらも叶うことなく秋を迎えたまねきねこです。

さて、今回の話題は「企業ブログに食レポ記事を書くことが本当にいけないのか」そして「食レポ記事をダメ記事にしない5つのステップ」ということについてお話してみたいと思います。

食レポ記事はダメだというのが定説

ここでいう「食レポ記事」というのは
「今日のランチはレストラン○○の▲▲パスタでした」
「○○のパンケーキ食べてきました♪」
というような記事を指します。

たいていの場合、食レポ記事が載っている企業ブログはダメダメなブログのレッテルを貼られてしまいます。

理由は主に
【1】サイトの専門性が損なわれる
【2】誰もその会社のスタッフの食事の内容に興味などない
といったところです。

サイトの専門性が損なわれる

これはSEO(検索エンジン最適化)についての考え方です。
1つのサイトで扱う内容が、ある一つのことがらに特化されていると、そのサイトは専門性が高いと見なされ、検索エンジンの評価が高くなります。
つまり、専門性が高いサイトはSEOに強いサイトと言えます。

しかし、サイト内に関係のない記事がたくさん紛れ込んでいると、そのサイトは専門的ではないと評価されます。
食レポ記事などはその会社にとっては専門外のお話でしょうから、そのような記事を書くとSEOに弱いサイトになってしまうと言われています。

誰も他人の食事の内容に興味などない

これは手厳しい言い方ですが、誰もその会社のスタッフがランチに何を食べたか、どんな夕食を食べたか、どこの店が美味しいと感じたかということには興味を持ちません。

そのブログが、食レポ記事に特化したブログならそれでもいいでしょう。
美味しいステーキとワインのお店を調べている人がたどり着いて、役に立ったと思ってくれるかも知れません。

しかし、企業のブログの目的は、その会社の商品やサービスの良さをお客様に伝えることであって、ステーキとワインについて調べている人に来てもらう必要は全くありません。

以上のような理由から、企業ブログに食レポ記事はご法度のように言われてきています。

それは、食レポ記事だけではなく、趣味について、家族やペットについて、旅行についてなど、スタッフ個人の日記のような内容の記事すべてに同じことが言えるでしょう。

旅行の写真

なぜ食レポ記事を書いてしまうのか

これだけ食レポ記事は書かない方がいいと言われているにも関わらず、どうしても今日食べたステーキとワインをブログに載せてしまう人がいます。

理由を尋ねると、たいていの場合

「書くことがない」
「何を書いたらいいのかわからない」

と返ってきます。

何を書こうかな?今日何があったかな?と考えるとき、パッと頭に思い浮かぶのが食レポだったり家族やペットの話だったり、個人的な話題になってしまうようですね。

それから、美味しい物を食べたことを自慢したい、感動を誰かと分かち合いたいということもあるようです。
※何を書いたらいいのか、ということは、多くの人が頭を悩ませているみたいです。意外と書くことはあちこちに落ちているんですけどね。ブログネタの見つけ方は後日改めて記事にしようと思います。

 

ダメとは限らない場合がある

単純に考えると、前述のダメな理由は至極もっともで、「食レポ記事最悪!」と私もずっと思っていたのですが、そうでもない場合もあるなあ、と最近考えを改めてきています。
なぜなら、お商売は人と人の間で成り立つものだからです。

特に地域密着企業の場合。
また、スタッフが直接お客様とお会いする業種の場合。

食レポや趣味、家族の話題など、スタッフが個人的なことをブログに書くことで、スタッフ個人をブランディングすることもできるのです。

お客様にお会いする前にブログを読んでもらえていると、初対面の時点でお客様にとってそのスタッフが知らない人ではなくなっていることがあります。そんなとき、心の垣根がひとつすでに取り払われていて、そのあとの商談がうまく運ぶということが起こり得ます。

しかし、ただ単に「今日のお昼は○○の天ぷら定食でした♪」というような記事ではブランディングにはなりません。食レポ記事をダメ記事にしないためにはいくつかのことに注意をはらって記事をかく必要があります。

天ぷら定食の写真

 

食レポ記事でも自分をブランディング

【STEP1】ブログの目的を考え、自社製品や自分の仕事につなげる

まず、そのブログは何のために書いているのかをよく思い出しましょう。
「お客様が自社に好感を持ってくれて、それが売り上げにつながる」
ことですね。

そのためにはお客様が好感を持ってくれるような内容を意識することが大切です。

媚を売る必要はありませんし、辛口の意見が混じっていてもいいでしょう。
しかし、それを読んだお客様が不快になるような内容は避けなければいけません。なぜなら目的は「お客様に好きになってもらうため」に書いているブログだからです。

まずそれを絶対に忘れないようにして「ブログを書くこと」が目的になってしまったり、自分や自社のスタッフだけが面白いような記事を書かないように気を付けてください。

そして、食レポや趣味、家族、ペット、旅行など、どんな記事を書くときにも最終的には自社の製品やサービスについてに絡めたり、自分の仕事への取り組み方や姿勢につなげるようにするといいでしょう。

 

【STEP2】ひとつの記事にひとつのテーマを持たせる

ブログを書く際は、どんな記事でも「その記事でお客様に何を伝えるか」ということを一つ決めておく必要があります。

食レポ記事でも同じです。

しかし、「今日のハンバーグは美味しかった」ということをテーマとしてお客様に伝えたところで、お客様がその会社のスタッフに好感を持つかというと…まあ、無理でしょう。

では次のようなテーマの記事ならどうでしょうか。

「接客が素晴らしいと料理(商品)もより素晴らしく感じ、接客の大切さを実感した」
「いつも同じクオリティのサービスを提供することの難しさは業種を超えて同じだ」
「盛り付けが美しく見た目にも味もおいしい。それもプロの努力があってのことだろう」

どうでもいい食レポ記事が、一気にその人の内面に触れるブランディング記事に変わります。

実際に、誰かに伝えたいような店やお料理に出会ったときは、何らかの感動をおぼえているのではないかと思います。
自分が何に感動したのか、ということをよく振り返ってみると切り口が見つかりやすいです。

 

【STEP3】テーマについてしっかり書く

「接客が素晴らしいと料理(商品)もより素晴らしく感じ、接客の大切さを実感した」というテーマについて書いたとして、

「今日は○○でハンバーグランチを食べました。
柔らかくてとてもおいしかったです。
パンも食べ放題で…………

この店は接客もいいので、なお一層おいしく感じました。接客は本当に大切だと思いました。」

というふうに、最後にテーマを取って付けたような文章では、いわゆるダメダメ烙印を押される食レポ記事と何ら変わりはありません。
結局美味しかった話をしているだけで、テーマについて語ったとは言いいにくいですね。

この場合、美味しかった話よりもテーマである「接客について」を語る必要があるのです。

たとえば、

「今日は○○でハンバーグランチを食べました。
この店のハンバーグは柔らかくとてもおいしいのでよく通っていますが、
美味しいだけでなく接客もとてもいいところが気に入っているのです。

接客ひとつでそのお店の印象はがらりと変わります。
ここのスタッフはみんな本当に笑顔が素敵で…………

接客がいいと料理もより美味しく感じます。

同じように私が接客をする際にも、我が社の製品のイメージを良くしたり悪くしたりしているはずです。このレストランのスタッフのように、製品をよりよく感じていただけるような接客を心がけたいな、と思いました。」

というような内容ならどうでしょうか。
どうせ買うならこのような記事を書いた人から買いたいと思いませんか?

 

【step4】タイトルもテーマに沿ったものを

せっかくしっかりテーマを決めて、お客様に好感を持っていただける内容に仕上げたのに、「○○でハンバーグランチ♪」
というようなタイトルでは、よくある「食べました」記事だと思われて、誰も読んではくれません。

ここは読む人にテーマがしっかり伝わるようなタイトルを付けたいところです。

「ハンバーグランチが教えてくれた接客の大切さ」
「レストラン○○で感じた笑顔の効果」

というようなタイトルではどうでしょうか。
ここではあまり時間をかけて考えていないので正直イマイチですが、
「○○でハンバーグランチ♪」よりはずっとマシではないでしょうか。

自分でブログを書く時には、ぜひ「読んでみたい」と思わせるようなタイトルを考えてください。もちろんテーマに沿って。

【step5】記事の比率に配慮する

さて、ここまで食レポブログをはじめ、趣味、家族、ペット、旅行などを含む個人的な内容の記事について、
「ダメじゃないよ!書いてもいいんだよ!」という主張を繰り広げてきました。

でも、正直言って毎日このような内容のブログだったとしたら…やっぱりそれは問題です。

まず、専門性を損ねるのでSEO的にも弱くなってしまいます。

特に最近のSEO事情として、ユーザー(お客様)の役に立つ、専門性の高い記事がサイトの価値を上げるとされています。
それにともない、ブログを書く目的はユーザーにとってのお役立ち記事(有用なコンテンツ)を積み上げていくことだ、という考えが主流になってきています。

そのような考えに基づくと、特に有用とは言えない個人的な内容の記事ばかりが増えるのは好ましくありません。

また、なによりこのような個人的記事というのは一方的な自分語りですので「自分語りばかりする人の話なんて聴きたくないよ」ということになってしまう恐れもあります。

会社のブログがひとつであれば、このような記事は1割から2割が限界でしょう。会社のパブリック的な発信と合わせて3割くらいまでが適量ではないでしょうか。(私自身の経験則というか感覚です)

 

頑張って続けて行きましょう

企業のブログというのは、何を発信したらいいのかが分からず、なかなか難しいものです。

でも、ブログひとつで会社のイメージを作っていくことだって出来るのです。
少しでも業績を上げることが出来るよう、頑張って更新していきましょう!

 

企業ブログの書き方:過去のエントリはこちら

【企業ブログの書き方 第1回】企業ブログの持つ目的は

【企業ブログの書き方 第2回】検索エンジンとSEOを知っておく(超初心者向け)

【企業ブログの書き方 第3回】自分で出来るSEO・重要な3つの施策

 

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